購入

ジェフリー・フォード『緑のヴェール』

まだ記憶の書を読んでないんだけどなぁ。。。実は3作目の翻訳者の人選にいろんな妄想を抱いてました。皆川博子とか、津原泰水とか、実は服部まゆみがすでに仕事していたとか、意外なところから管浩江とか。そういえば、短編集は出ないんだろうか。というか、…

Autechre『Quaristice』

いや、Bleepでの取り扱い開始とともに入手してたし、いままで散々聴いてるんだけど、前回の『Untilted』同様、理解するのにややしばらくかかる模様。"Tankakern"以降わりと分かりやすい曲が並ぶんだけど、それ以外のがピンとこない。"Altibzz"の2:06あたりで…

木村カエラ『Jasper』

もちろん買ってきましたとも。気持ちいいギターと軽やかなビートと芯の強いボーカルが熟練の手で引っかきまわされて、そりゃあもうすごいことになっておったのでした。「Jasper inside 入」のところの伸びがビンゴ。大変申し訳ないが、石野卓球+木村カエラ…

Clark『Turning Dragon』

iTunesで試聴しました。Tr.2にビックリしたのでBleepで即購入。Clark、やっぱりスゲェ。Warpmart曰く Don't expect the lullabies and emotional epics of the last album 'Body Riddle', 'Turning Dragon' is a smasher. とのことで、まさに一撃必殺。あの…

アラスター・グレイ『ラナーク』

うわぁ、本当に出ちゃったよ。。。<国書にしては>ほぼ刊行予定通りに出たし、<国書にしては>お買い求めやすいお値段でございます(『ジョン・ランプリエールの辞書』のハードカバーのお値段を思い出すがよろしい)。ダンテ+カフカ+ジョイス+オーウェ…

アーサー・ブラッドフォード『世界の涯まで犬たちと』

これ。むかしSFマガジンのスリップストリーム(スプロール・フィクション? 横文字は苦手です)特集で扱ってた作家だったっけ? 名前はどっかで聞いてるんだけど思い出せぬ。小川隆訳なのでおそらくそんな感じだと思って買ってみた次第。「正気じゃない」と…

ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』

こんにゃろ。知らないうちに出してやがったなっ!日本における最強の母文学(<最強の>母文学でも<最強の母>文学でもいいけど)といえば疑うべくもなく笙野頼子『母の発達』ですけど、イギリスの最強の母文学といえばジャネット・ウィンターソン『オレン…

磯光雄『電脳コイル』1巻+2巻

これとこれ。そも『電脳コイル』を観てなんにも思わない人間とは死んでも付き合いたくないしむしろ(自主規制)と思っているので、「通常版でいいかな」とか考えた自分を激しく罵りながら限定版を買ってきた次第。磯光雄の自宅(あるいはスタジオ)に赴いて…

ミネット・ウォルターズ『病める狐』

とりあえず購入したことをご報告。いろいろなものを放り出していま読んでいる最中だけど、実は裏のあらすじとかぜんぜん読んでない。無論ネットで検索すらしていない。ミネット・ウォルターズが面白くないわけがないので余計な情報はデメリットだと思いまし…

Fatboy Slim『Greatest Hits - Why Make Videos』

これ。帰省したその日に買ったけど、馬鹿なことに実家に忘れてきた。

平沢進『映像のための音楽〜平沢進サウンドトラックの世界』

これ。『パプリカ』があまりに超絶的すぎたのでサントラを注文し、ここでmp3を落とし、そして見つけました。来週発売。普通にすごいヒラサワを味わうことができそうです。もっとえげつないヒラサワを求める方は……。まぁ、まずは『パプリカ』を見てくれ。つい…

Fala ai!

こちらも上記と併せて同時購入。試聴しまして、Tr.1にノックダウンでございます。サッカー大好きのファットボーイがブラジルでのツアーに感謝の意を込めて完成された本作『Fala Ai』(英語で“What's UP”)。ラテン系ダンス・シーンの有望株Santosや、サンバ…

ずっとお城で暮らしてる

これ。ブックオフで105円でした。はっきりしないイヤらしい世界の中で頭のおかしい人間を描かせたら右に出るものはいないんじゃないかと思わせるくらいえげつない話を書くシャーリィ・ジャクスンです。と言ったって僕が読んだのは復刊された『くじ』だけです…

ゾッド・ワロップ

これ。ブックオフでトマス・ウォートン『サラマンダー』を見つけましたが、なぜかむやみやたらと高かったので105円でこちらを買ってきました。ほかいろいろ105円で漫画を買ってきたのですが、絵がキレイな以外とりたてて特長も何もない斉藤岬と、買ってもど…

東京探偵団

これとか。ありえない金額で売られていますが、名作です。祖父が入院していた病院の待合室に置かれていたものを読んであまりの面白さにビックリし、これを読みたいがために祖父のお見舞いを繰り返していたという、わたしはそういう小学生でした。この経験が…

奇術師の密室(2006-07-29)

これ。先日のグーラートに引き続き、またもや扶桑社ミステリにチェック漏れがありました。ここのダークホースっぷりにはホント困っちゃいます。困っちゃいますので、またRSSを取得することにしました。そのうちこの欄には『エンジンサマー』が出現することで…

ステーションの奥の奥(2006-10-30)

とりあえずここ。僕は、山口雅也は『奇偶』を書くためにこの世に生まれたのだと確信しているので、『奇偶』以降のすべての著作を読んでおりません。今回もその例に漏れずスルーするつもりだったのですが、講談社からのメールマガジンを読んでワクドキしてし…

ゴーストなんかこわくない(2006-02-28)

これ。あー、くそっ。これは完全に見逃していた。こういう取りこぼしを未然に防ぐためにもあちらの作業を早く完了せねば。最後の職人作家グーラートって一文にドキドキ。しかし祝日だけ象に変身してしまう男って……、なにそれ。

グラン・ヴァカンス(2006-09-22)

これ。いやもう、鳥肌が。買うつもりなかったんだけど、直に見ちゃったら、抗えないでしょ。いい機会だし、再読しましょ。そうしましょ。しかしVRの描写が古いってどんな文句だよ。「君のライトセイバー、ちょっと長すぎない? オレのは、ほら、食パン切りな…

文章探偵(2006.05.24)

これ。恥ずかしながら草上仁は未読です。故に今作が初草上となり、初草上がSFではないというのもなにやらアレな気がします。許してください。僕が悪いんじゃないんです。悪いのは××ばっかりの××です。××は人類の敵だと思います。

ラギッド・ガール 廃園の天使 2(2006.10.20)

ここの中ほどに掲載されています。〈ハヤカワSFシリーズ Jコレクション〉仮想リゾート〈数値海岸〉を生んだ?献薀とのこと。叙述トリックか何かでしょうか。SFマガジンに掲載された『ラギッド・ガール』を読んだときは、そりゃあ大変でした。一日中鳥肌が収ま…

緋色の迷宮(2006.09.05)

これ。15歳の息子に少女誘拐の嫌疑がかけられるってだけでもイヤらしさ炸裂なのにその父親はどんな煉獄に投げ込まれるのかを書くと言うんですから、そりゃあもうあまりの痛さに耐えかねて身悶え必至なことでしょう。追い討ちをかけるように心許ない信頼と、…

グラックの卵(2006.08.26)

これ。表紙を確認したい方はこちら。「そろそろだよなぁ」と安心してたらもう出てました。うひゃあ。収録作のほとんどが、名前しか聞いたことのない、あるいは名前も聞いたことのない作家ばかりで、しかも浅倉久志編訳なわけで、もう鼻血が出るほど嬉しくて…

12番目のカード(2006.09.29)

これ。文春のサイトには情報がありませんのでbk1の紹介を鵜呑みにすると単純な女子高生強姦未遂事件が、実は米国憲法の根底をゆるがす140年前の陰謀に結びついていたらしいです。今回はライムの頭脳が時空を越えるそうで、すわ**かといまから楽しみでなり…

イリアム(2006.07.21)

これ。「自称SFファンなら読まないといけないですわよっ!」 っていうか「まだハイペリオン読んでません」って言ったら「なぜあなたが読まないんですかっ!」と叱られました。地球化された火星のオリュンポス山のふもとに住む学者ホッケンベリーは、イリアム…

神の仕掛けた玩具(2006.06.01)

これ。「SFマガジンにコラムを連載している、参考書の偉い人」程度の認識しかなかった。失礼しました。 広範な知識が縦横無尽に駆使された(←こういうとき、慣用句でなんて言うんだっけ)コラムを手がける方ですから、そのSF短編集となると、興味が湧かない…