2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

The Merchant and the Alchemist's Gate

これ。テッド・チャンの新作が2007年7月に刊行予定とのこと。前作『あなたの人生の物語』が2002年なので、実に5年ぶり。……「ぶり」というか、まだ2作目なんだよなぁ。詳しい情報はまだ分かりませんが、そのうちWikipediaに掲載されることを祈りましょう。

4'33"

ふと思いついて検索してみたらありました。えっと……。同じようなCDが1枚30円とか40円でたくさん売られてますよ?

コレラの時代の愛

これ。今日、ちょっぴり時間が余ったので紀伊国屋でダラダラしていたら発見。いつの間にかこんなの出てた。しかもガルシア=マルケス全小説だって? わお、新潮社、カッコいい。ガルシア=マルケスは読んだことないので、これを機に読んでみたいにゃあなどと妄…

This Binary Universe

久々にリンカーンを見たら、OP曲がBTっぽかったので検索してみたら、来月新譜が出るみたい。海の向こうではすでに発売されているらしいです。とはいえ、DVD付きですから、輸入盤を買うのは控えたいところ。つか、なんだよその半年の差。『Emotional Technolo…

独白するユニバーサル横メルカトル

『こ*ミス』(←祟。以下略)で1位をとったとのことで、もしかして大化けしたのかと思っていたら、いつものデルモンテでした。まぁ、これ以上化けられたらきっと発禁処分食らうでしょう。やはり、上で書いたことの繰り返しになりますが、デルモンテの文体は…

東京伝説 ゆがんだ街の怖い話

いろいろあって、再び<最底辺>を覗きたくなったので、ブックオフに行って105円で購入してきました。このシリーズの既読本は、マンホールから女の子がコンニチワしてる表紙のヤツのみ(タイトル忘れた)。救いようのない話ばっかり収録されてて積極的にダウ…

ずっとお城で暮らしてる

これ。ブックオフで105円でした。はっきりしないイヤらしい世界の中で頭のおかしい人間を描かせたら右に出るものはいないんじゃないかと思わせるくらいえげつない話を書くシャーリィ・ジャクスンです。と言ったって僕が読んだのは復刊された『くじ』だけです…

時の眼

これ。バクスターは大好きな作家です。なかでも『天の筏』が大好きです。「重力定数10億倍だから、飲み屋でダンスしていると互いにひかれあう(いろんな意味で)」ってのがオモロイし、奴隷みたいな男の子がエンジニアに拾われて再教育を受け、仙人みたいな…

夜は短し歩けよ乙女

これ。森見登美彦の小説は、あくまでも品(だけは)高い美文調と煮崩れた言葉としょーもない妄想が入り混じった挙句の、まさにユニークとしか言いようがないケッタイなスタイルが特徴なわけです。今回も見事に炸裂していました。ひとつ、引用しましょう。 偕…

Hardwired III

これ。最近なんとなくハピコアな気分なのでした。Scott Brownなんかここ数年ほったらかしでしたが調べてみたらとんでもない量のシングルを出してるんですね。知らなんだ。ちなみに御本人はこんな色男さん。って、あれ、老けた?ちなみに僕の一番好きなハピコ…

ポーをめぐる殺人

これ。若島センセー御推薦の『Nevermore』って、きっとこれでしょ? とはいえ、ひどい邦題だな。"Nevermore"をどう訳すべきか悩んだ末の結論でしょうか。にしても罪作りなタイトルですこと。いま確認したら、やはり未訳と判断している人がいる模様。『黒猫』…

ゾッド・ワロップ

これ。ブックオフでトマス・ウォートン『サラマンダー』を見つけましたが、なぜかむやみやたらと高かったので105円でこちらを買ってきました。ほかいろいろ105円で漫画を買ってきたのですが、絵がキレイな以外とりたてて特長も何もない斉藤岬と、買ってもど…

狼と香辛料

読みました。「テーマは経済!」ってほど経済してるわけじゃなくて、金勘定にまつわる商人同士の手の読みあい(をライトにしたもの。読みあうほど手はなくて、実はスピード勝負)が軸。ライトノベルの悪い症状たる「まずキャラクタ、次にストーリーありき」…

Cyberpunk

これ。Nikakoi(これってニカコイ? ニコライ?)の変名プロジェクトErastが、いつの間にかCD出してた。くそぅ、見逃してた。Discogsではアブストラクトと書かれていますが、前作『Goodair + Minimissing』は、そりゃもうビックリするくらいリリカルなメロデ…

アララテのアプルビイ

これ。以前も言ったかもだけど、「本格とはかくあるべしっ!」だなんて唾飛ばして語るような方にはイネスは徹底的に不向きです。肩の力を抜いてゲラゲラ笑いながら読むのが一番楽しめると思いますよ。自分が適格かどうかテストしたい方はバークリー『ジャン…

最後のウィネベーゴ

これ。2006-12-22に発売すると告知されていますが、どこかで大森望本人が「年内ヤバそう」って仰ってたような。まぁ、「待てば海路の日和あり」と申します。「時間のかかる彫刻」とも申します。気長にゆっくりと待機。(本音を言えば、積読本が多すぎて手が…

世界の果てでダンス(新装版)

これ。『ゲド戦記』の巨匠ル=グウィンによる、辛口でユーモアあふれる評論・エッセイ集。「戦う怒れるおばさん」として、男性・白人中心の社会を斬るんですって。SF・ファンタジーの未来がわかるとはいえ、まさか「流体力学を駆使したSFが少ないのはすなわ…