2009-01-01から1年間の記事一覧

仕事帰りに立ち寄った駅前の小さな中古CD屋でかかっていた音楽があまりにもカッコ良すぎたので店の人に尋ねてみた。Bachman Turner Overdriveという方々らしい。帰宅してGoogle先生に尋ねてみたが、まったく関係ない情報ばかりが引っかかるので大変不満。Goo…

例えば。目の前に59個のテーブルがあります。テーブルひとつ当たりの本当に必要なカラム数は30前後ですが、不思議な設計者の手によるゲージュツ品だったためカラム数は100個あります。その不必要と思われる60個程度のカラムは、本当に必要なカラム1つにつき2…

トム・ロブ・スミス『グラーグ57』

タグの通り。『ダヴィンチ・コード』みたいなエンタメだね。スターリンとフルシチョフの対立に伴ういざこざに利用されてる人々のお話。前作の懸念点がいちばん不愉快なところで結実したっぽい。Wikipediaで収集できる歴史を再話するだけのさして面白くもない…

もう余談でもなんでもいいや。『グラーグ57』を読んでいる最中。腑に落ちない。レオ君はそんなにアホな子だったっけ?

Nathan Detroit『Southern Fried & Tested 2』

元素周期表を模したトラックリストに65曲。どれもこれもがSouthern Fried成分たっぷりのハイテンションっぷり。収録されてるアーティストをいちいち挙げるのもめんどくさいほどだけど有名どころを列挙するならArmand van Helden、The Black Ghosts、The BPA…

電気グルーヴ『20』

"電気グルーヴ20周年のうた"は恐ろしい。仕事中についつい歌ってしまいます。「銭湯帰りに死体を見つけたの。自転車置き場でこっちを向いてたの」って知らない間に口に出してたらしいです。皆さん、気をつけましょう。

Robert Henke『Indigo_Transform』

1時間付き合うには精神力が必要だけど、水の音と重なったり消えたりする重低音シンセが耳からヌルヌルと脳に入ってくるのが意識できた途端に、びっくりするくらい頭の中が真っ白になる。白いクスリなんかいらないですよ。このアルバムを聴くだけで、十分あち…

DJ Tasaka『Soul Clap』

"Waterside"の展開が気持ちよすぎるので1時間くらいループしたって飽きない。自然と頭が前後に動くですよ。

Last Step『1961』

変拍子ブレイクビートなアシッド。四つ打ちの楽しみとは異なった息継ぎのない高揚感ってやつ。「頭に悪そうな音楽」ってのは大好きなので、人工甘味料でドバドバ味付けされたようなクドクドしい多幸感を与えてくれるこのアルバムは、つまり僕の大好物だった…

Simian Mobile Disco『Temporary Pleasure』

テクノの形式美ってのはこういうもののことを言うんだろうね、っていうほどに王道スタイルを貫いた傑作だと思うわけですよ。音の作り方やリズムの構成が先達への愛で満ち満ちているわけですよ。もちろんただのコピペじゃあないですよ。"Off The Map"のメロメ…

松本人志『しんぼる』って、CM見る限りは『リスの檻』っぽいんだけど、だとすれば観に行きたいな、って思う。

ゼロでつか。しょうがないでつね。にわか算数だし、閾値をまったく考慮してなかったんだもの。逆にいえば450,000人が戦っても無意味ってことですか。あと、8,050,000人で21議席ってのは、覚えておいてもいい数字かも。衆議院議員のセンセー一人当たり200,000…

「感動した感動した感動した」とれんこすればくりえーたらしいかっちょいいひひょーになるらしいのでぼくもあしたからなにをきいてもなにをよんでも「感動した感動した感動した」っていうことにしました。や。いま以上にアホさらすこともないか。お恥ずかし…

Jegaやべー。ちょーやべーよー。 こんなにすごいのが9年間黙りこくったままだったなんて信じられない。OchreもClarkも凄かったけど、今年のアルバム一位はJegaでいいよもう。確定。 http://www.myspace.com/dylanjeganathan んで、そのOchreはというと Tr.8"…

佐藤哲也『下りの船』を読み終えて いろいろ打ちのめされてたりする。反復と「〜だった」を多用する文体が、絶望だなんていう人間的なものすらほったらかしにされたただの閉塞感ばっかり記述していくのですよ。なんたって人間の数え方からして「平均して十一…

特に意味はないけど、Bosco"Satellite"。

ものすごく些細なことだけど、平均値を求める関数の名前をaveにする人とは一緒に仕事したくないな。

そういえばもう5-6年前の話。2chをヲチしてたころに「ルサンチマンって言葉知ってる? 鏡見てみたら?」って書き込みをした人を見たんだよね。あの人、チョー面白かった。友達にはなりたくないけど身の回りに置いておきたい人っているじゃあないですか。こう…

別にいいんじゃないんですか? こういう便利なものもあるんだしさ。ずいぶん昔の記憶だと、あっちのネットワークでは中国人が中国政府の悪口を書き散らしまくってたりどこの誰とも知らないテロ屋さんがアメちゃんにキナ臭い説教始めたりしてたよ。バレたって…

余談です。ただの数字遊び。以前自民党が大負けに負けたときにふと思いついて「KM党さんの総得票数vs(SGさんの信者数vs日本の人口)」でプロットしたら、とてもキレイな結果になったんです。それをそっくりそのまま利用すると仮定し、なおかつSGさんとKnKさん…

Ochre『Like Dust of the Balance』

待ってたよ。

Freeland『Under Control』

iTMSのリンク。ちょー久しぶりの新曲リリース。にしたって、え? ちょっと、どうしちゃったの? なんでそんなに陽気でゴキゲンなわけ? と思ったら、うわっ、ソロ名義でもなんかむやみにゴキゲンだね。Adam Freelandといえばノリはいいんだけどどっかこっか…

ぜんぜん余談でもなんでもなく。久々に秋山完のサイトを覗いたら「作品執筆に傾注するため、更新は09年7月頃まで中断します。」と書かれていたのがとても嬉しかったのでした。『SFが読みたい』に書いてた「JA初登場」のことでしょうかね。で、古橋秀之の…

余談ですが。逆さにしたブリキのバケツの底に緩くしめた蛇口から水滴を上からポタラポタラと落としたときのような音が間欠的に聞こえるので何事かと思っていたらどうやらWindows7のマウスクリック音らしい。いやそりゃ確かに「風変わり」ってサウンドを選択…

スティーグ・ラーソン『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』

文章がいつでもどこでも均質でノリもハリもないのがとにかく不満。一言でいえば「味がない」。「それは翻訳者のせい」とか「そも翻訳だから」とか「スウェーデン人は合理的だから(知らないけど)」とかいろいろ考えたけど、目の前に出されたモノがこれなわ…

平山夢明『閉ざされた街の怖い話』

ヤな感じだった。終盤の「ノムかテラスか」のえげつなさはかなり堪えた。

犬村小六『とある飛空士への追憶』

そこそこ面白かった。いかにもゼロ年代らしい他作品へのリスペクトには「またこの手合いか」とウンザリしたけど、ちゃんと自分の言葉で語り直している点が好感持てます。ストーリーそっちのけで自分の好きなことを思う存分やりつくしちゃう勢いが、僕が常々…

マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』

すごく面白かった。たぶん耳タコだけど「中高生のうちに読んでおきたかった」ってやつ。「ちっともなにもわかってないくせに全部わかっているふりをしつつ、でもそんな自分をちっとも認めない」っていう序盤の<若気の至り>描写が、いろんな障害を乗り越え…

ディーン・クーンツ『オッド・トーマスの霊感』

すごく面白かった。あらゆるパーツを完璧にコントロールして絶妙な場所とタイミングに配置していく手際(具体的に言うと、たとえば「ボダッハ」の使い方とか砂漠の美女とかアイスクリームとかね)が気持ちよすぎる。主人公のガツガツしない天然ヒーローぶり…

1週間ほど軟禁生活を送っておりました。穴開けられたり入れられたり出されたり、恥ずかしかったり痛かったり。明日からがんばろうと思います。