ファンタジー
いつの間にか出てたのをついこの前知った。あと、昔後輩に「ジャンルに分類しようとして、困ったからってファンタジーってつけないでください」と説教されたことを思い出した。あと、Google日本語入力がドウマンセイマンを一発変換できたことに驚いた。久々…
これ。藤原編集室によると「「木でできた海をどうやって渡る?」 元不良の中年警官の周囲で続く奇妙な事件。30年前の自分と時空を行き来して掴む、あまりに意外なこの世の “秘密” とは。鬼才の新境地。」とのことらしく。
やっと読んだ。本筋お構いなしにサブプロットを乱れ撃つスタイルは2巻と変らず。で、そいつらがいちいち楽しいからやめられない。今回は「ジェイムズ・ジョイスから句読点を盗んだって気付かれない」「アロイシアス大活躍」「トリフィドついに集団訴訟の被告…
これ。名前忘れたけど講談社の小冊子の表紙に名前が載っててなにしてんだこいつと思ったら講談社から新刊だってさ。詳細は本人のサイトを見てもらうとして、僕、この人のことは冴木忍と同じくらい好きだから、きっと買うことでしょう。しかしあれね、出版業…
これ。ブックオフで105円でした。はっきりしないイヤらしい世界の中で頭のおかしい人間を描かせたら右に出るものはいないんじゃないかと思わせるくらいえげつない話を書くシャーリィ・ジャクスンです。と言ったって僕が読んだのは復刊された『くじ』だけです…
これ。森見登美彦の小説は、あくまでも品(だけは)高い美文調と煮崩れた言葉としょーもない妄想が入り混じった挙句の、まさにユニークとしか言いようがないケッタイなスタイルが特徴なわけです。今回も見事に炸裂していました。ひとつ、引用しましょう。 偕…
みんな大好きジェフリー・フォードの短編集。理由はこちらを参照のこと。き……気になる……。いちおう、アレなリンク。ますます誰のサイトか分からなくなってきた。
これ。たまにはライトノベルもいいじゃない。驚愕のスペースパンクという煽り文句に一瞬たじろいで、住人のすべてが多重人格である惑星に身を乗り出し、人格数の多さがすべてに優先する理不尽な社会にトキメキ。そして偽りの価値観、崩壊する世界―今こそ立ち…
これ。ざっと流し読みしただけなので詳細不明ですが、むちゃくちゃ豪華な私家版らしいです(加筆されているとか)。これはある意味究極の物欲だなぁ。一時期品薄だった邦訳も、いまは細々とながらもちゃんと販売されているようです。ちなみにジョン・クロウ…
これ。大変お恥ずかしい話でございますが岡本綺堂は未読です。国書刊行会の叢書<日本幻想文学集成>に収められている『猿の眼』を持っていたはずなのですが。あれ、もしかして正月の大粛清のときに、間違えて売っちゃった? マジで? それ、困る。ゆったり…
これ。高校生のときに「へぇ、コナンって原作あったんだぁ」と思いながら(コナン=シュワルツェネガーですから、よからぬことを考えていた)スルーしてから幾年、そのアホっぷりに頭を抱えて後悔し、コナンはもう絶対読めないものと思っていました。だって…
これ(上)とこれ(下)。『ミスターX』が自分をクトゥルーの末裔だと信じる人の話だと聞いて「なんだそりゃあ」と思いながらドキドキしていたものの結局読んでいないわけで、正直言うとピーター・ストラウブはまったくの未読だったりします。読んだ気になっ…
これ。「メモランダはまだかなー」と気を抜いていたら不意討ちされた。 謎の霊薬、人糞占い師、血の涙を流しては死に至る奇病の流行ってだけでもジェフリー・フォード節が炸裂してるのに、屏風の向こうで夫人が語る過去の話とその声だけで肖像画を描く話だな…