2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

待つ。

新刊が待ち遠しいので、Amazonから情報をもらうことにしました(右のカラムのヤツね)。1日1回だけAmazonさんちのドアをノックして、佐藤亜紀、殊能将之、飛浩隆、スタニスワフ・レムの情報を取得します。さぁ、『フィアスコ』と『ラギッド・ガール』、どち…

世界のアニメーション作家たち(2006-09-10)

これ。うひゃー。

ゴーレム100(20xx-xx-xx)

『グラックの卵』の帯をよーく眺めてみたら<次回配本>の文字が見えました。渡辺佐智江さんってばマジでスゴイ! 愛してるっ!『ゴーレム100』(あぁ打ちにくい)については殊能センセーのサイトが参考になる……のかな。いわくガラクタ以下で完全にぶっ壊れ…

ゴーストなんかこわくない(2006-02-28)

これ。あー、くそっ。これは完全に見逃していた。こういう取りこぼしを未然に防ぐためにもあちらの作業を早く完了せねば。最後の職人作家グーラートって一文にドキドキ。しかし祝日だけ象に変身してしまう男って……、なにそれ。

Crazy Itch Radio(2006-09-06)

これ。本日やっと購入。帰宅時、車中で聴いておりましたが、下手すると事故るぞ。 聴きました。期待していた以上にお馬鹿な内容ですっかりニコニコ。何度も言っているように、最高の技術を駆使して最高にお馬鹿なことをやってのける人に対して、僕は最大級の…

グラン・ヴァカンス(2006-09-22)

これ。いやもう、鳥肌が。買うつもりなかったんだけど、直に見ちゃったら、抗えないでしょ。いい機会だし、再読しましょ。そうしましょ。しかしVRの描写が古いってどんな文句だよ。「君のライトセイバー、ちょっと長すぎない? オレのは、ほら、食パン切りな…

Hanningfield Window

これ。携帯に入れた"Welcome to Europe"で感動にむせび泣く毎日ですが、いよいよアルバムリリースも近づき、先行シングル(ただしアルバム未収録)が出たようです。せっかくなので1ドルくらいケチらずにFlacで買いましょうよ。突然ですが、Clarkの新しいアル…

クトゥルー神話ダークナビゲーション

これ。フノレハシさん(←いい表記だなぁ)のサイトを久々に見ました。着実に仕事をこなしているようで少し安心しました。どこかで豪華執筆陣と書かれておりましたがあくまで「そこらへん界隈における」ってことですので、例えば大瀧啓裕が寄稿しているとか、そ…

石田徹也遺作集

これ。普段、絵なんかにはちっとも興味を持たないんですけど、ついさっき放送されていた新日曜美術館でたまたま知って、すっかりファンになってしまいました。こういう、ダイレクトにガツンとくる作品は大好きです。えーっと、絵画のことはちっとも知らない…

本格小説(2002.09.xx)

これ。ある人が「水村美苗の『本格小説』を読んでいるのだが、途中に出てくる挿絵がわりの風景写真が鬱陶しい。せっかく物語世界に没頭しているのに、その度に現実世界に引きずり出されてしまう」と書いておりまして、興味を持ちました。もしかしてそれって…

文章探偵(2006.05.24)

これ。恥ずかしながら草上仁は未読です。故に今作が初草上となり、初草上がSFではないというのもなにやらアレな気がします。許してください。僕が悪いんじゃないんです。悪いのは××ばっかりの××です。××は人類の敵だと思います。

天涯の砦(2006.08.24)

これ。地球と月を中継する軌道ステーションは、いずれ小川一水がすごいものを作ってくれるだろうと思い続けていたガジェット。虚空へと吹き飛ばされた残骸と月往還船〈わかたけ〉からなる構造体が、真空に晒された無数の死体とともに漂流するのは、僕が秋山…

多重心世界 シンフォニックハーツ 上.独声者の少年(2006.08.31)

これ。たまにはライトノベルもいいじゃない。驚愕のスペースパンクという煽り文句に一瞬たじろいで、住人のすべてが多重人格である惑星に身を乗り出し、人格数の多さがすべてに優先する理不尽な社会にトキメキ。そして偽りの価値観、崩壊する世界―今こそ立ち…

Little, Big - The 25th Anniversary Edition(2007.Spring)

これ。ざっと流し読みしただけなので詳細不明ですが、むちゃくちゃ豪華な私家版らしいです(加筆されているとか)。これはある意味究極の物欲だなぁ。一時期品薄だった邦訳も、いまは細々とながらもちゃんと販売されているようです。ちなみにジョン・クロウ…

Hello Everything(2006.10.11)

Warpと、HMV。もひとつついでにBleepで試聴。Bleepで"Welcome to Europe"を聴いてくだされば、オレが申し上げることなんかなーんもありません。 こちらは期待通りの傑作。あの『Ultravisitor』が布石にすぎなかっただなんて驚きです。 音楽って小難しいだけ…

Body Riddle(2006.10.11)

Warpと、HMV。ついでにBleepと、公式サイト。Bleepで聴く限り、"Frau Wav"はシングルとは違うバージョンが収録されるようです。あたくし、あのキモいイントロが大好きなのですが、その愛をいったい誰が受け止めてくれるのでしょうか。いえ、買いますよ? 大…

鎧櫃の血

これ。大変お恥ずかしい話でございますが岡本綺堂は未読です。国書刊行会の叢書<日本幻想文学集成>に収められている『猿の眼』を持っていたはずなのですが。あれ、もしかして正月の大粛清のときに、間違えて売っちゃった? マジで? それ、困る。ゆったり…

黒い海岸の女王(2006.10.XX)

これ。高校生のときに「へぇ、コナンって原作あったんだぁ」と思いながら(コナン=シュワルツェネガーですから、よからぬことを考えていた)スルーしてから幾年、そのアホっぷりに頭を抱えて後悔し、コナンはもう絶対読めないものと思っていました。だって…

北村薫全仕事(ただし著作じゃないよ)にかこつけた、なにか

北村薫の仕事リストその他なにか。はてなの方がリストを作成しやすいので、物欲ではないですが、まぁ許してちょ。 第1回の投票:『美濃牛』 受賞作:『壺中の天国』 ニ:『凶笑面』 カ:『凶笑面』 第2回の投票:『鏡の中は日曜日』 受賞作:『ミステリ・オペ…

Twins Disco(2006.08.23)

これ。いつのまにやらこんな楽しそうなアルバムが出てたー。吉川晃司だってさ。

Shapes 1996-2006(2006.09.25)

これ。『Shapes』は本当に凄いアルバムで、なにが凄いかって曲リストはこれなわけです。なぜかこの界隈って言葉や単語による一義的な束縛をなるべく排除するような人たちが多くて、ケッタイなタイトルをつける人が多かったりしますが、ここまでラジカルな伝…

10ドルだって大金だ(2006.10.12)

これ。J文学の壮大すぎる空振りを乗り越えて急速に話題の中心になりつつある河出書房新社(実は昔からいい本を文庫で提供してくれている素晴らしい出版社なのですよ?)の新レーベル<KAWADE MYSTERY>の口火を切るは、『クライムマシン』のジャック・リッチ…

遺す言葉、その他の短篇(2006.09.08)

これ。ぎゃー。ジャケ買い! ジャケ買い!亡くなった老父は多くの家財道具にメモを貼っていたの直後に時間の不可逆性を考えさせる表題作と書かれていて、うわーそりゃ反則だよぅ買わずにいられるかよぅ。そのシチュエーションだけでお腹いっぱいだよぅ。

ラギッド・ガール 廃園の天使 2(2006.10.20)

ここの中ほどに掲載されています。〈ハヤカワSFシリーズ Jコレクション〉仮想リゾート〈数値海岸〉を生んだ?献薀とのこと。叙述トリックか何かでしょうか。SFマガジンに掲載された『ラギッド・ガール』を読んだときは、そりゃあ大変でした。一日中鳥肌が収ま…

緋色の迷宮(2006.09.05)

これ。15歳の息子に少女誘拐の嫌疑がかけられるってだけでもイヤらしさ炸裂なのにその父親はどんな煉獄に投げ込まれるのかを書くと言うんですから、そりゃあもうあまりの痛さに耐えかねて身悶え必至なことでしょう。追い討ちをかけるように心許ない信頼と、…

グラックの卵(2006.08.26)

これ。表紙を確認したい方はこちら。「そろそろだよなぁ」と安心してたらもう出てました。うひゃあ。収録作のほとんどが、名前しか聞いたことのない、あるいは名前も聞いたことのない作家ばかりで、しかも浅倉久志編訳なわけで、もう鼻血が出るほど嬉しくて…

Kaleido(2006.09.20)

これ。V.V.で試聴して「おぉこれはすごい」と思ったものの持ち合わせがなくて泣く泣く諦めて以来店頭で見かけたことのないKaleidoscopioだかKaleidoだかが、2ndアルバムをリリースするらしいです。世界に先駆けて超先行リリース!(海外発売は来年春以降)っ…

The World is Gone(2006.10.25)

これ。つーかなにこれ。名前も胡散臭ければ絵も胡散臭い。こういうときは「俺は、AutechreとHafler TrioのCDを、その名前だけで買った猛者である」と覚悟を決めて、えいやっ、と買うことにしています。しかしひとつ問題が。……HMVで検索できない。 聴きました…

James Tiptree, Jr.: The Double Life of Alice B. Sheldon(2006.08.08)

これ。いつも巡回しているサイト(評論家気取りのラノベファンに「古典を読め」と檄を飛ばしたときには思わず手を叩いて喜んだ。そう、そうなんだよ)で紹介されていてビックリしました。かつて、友人の熱心なティプトリーファンとともに「誰か伝記書いてく…