東京探偵団

これとか。

ありえない金額で売られていますが、名作です。祖父が入院していた病院の待合室に置かれていたものを読んであまりの面白さにビックリし、これを読みたいがために祖父のお見舞いを繰り返していたという、わたしはそういう小学生でした。この経験がのちの筒井康隆につながることは想像に難くないこと。つまり、そういう類の名作です。

先日『交渉人 真なんちゃらかんちゃら』をテレビで見て以来、読みたくて読みたくて仕方がないのです。当然絶版だろうと思ってブックオフを回ったのですが、なぜかジャンプコミックスだとばかり思っていたのでした。そうか、ビッグコミックだったか。思えば親から『アクション』を借りて読んでいた小学生でしたから、さもありなん。そういや、最近はALWAYSのおかげで『鎌倉ものがたり』が入手しやすくなりましたね。きっかけはどうあれ、いいことだと思います。いまの生意気な小学生なんかを見ていると、西岸良平を読んでトラウマっ子になっちまえばいいのに、と思います。

ところで、いのししの漫画、まだ思い出せない。

近所の古本屋に1〜4巻が売られていたので購入、ついさっき読み終えました。

主人公の子供3人組がホモとケチとマゾってのがぶっ飛んでますが、やっぱりオモロイです。ここまでで一番のお気に入りは「玉屋」のお話ですね。「ウヨのゲリラが爆破する次の目標は隅田川! しかしなぜ隅田川?」ってやつ。鳥肌モノ。

葛飾橋(だったっけ)の話は5巻に収録されているのかな。