2007-01-01から1年間の記事一覧

Orbital『Live At Glastonbury 1994-2004』

これ。久々にVene何某聴いたらヘンテコ音楽熱がぶり返しまして、つい『Altogether』を聴いちゃってました。このアルバム、すげー変じゃないですか。"Beelzebeat"なんか当時はゲラゲラ笑いながら聴いていた記憶があります。OrbitalとChemical Brothersだけは…

Venetian Snares『My Downfall』

これ。いまはVenetian Snares聴く気分じゃないんだけど(ポップスブームなんです。石野卓球"Stereo Nights"を延々ループさせたりさ)。ほら、Venetian Snaresってやかましいじゃないですか。昔からバカとガバは紙一重と申しますし。でも、そのうち突然発作に…

Fatboy Slim『Late Night Tales』

ゆるゆる。あまりの緩さに声出して笑ってしまった。"Praise You"の多幸感が80分間持続するなんて考えられる? 愛するノーマン先生が愛する音楽を愛せないはずがないと言うわけでした。"Radioactivity"も収録されていました。これ、かわいいなぁ。

Fatboy Slim『Radioactivity』

なんだこりゃあ。面白すぎて声にならない。

Clark『Throttle Furniture』

1年越しでやっとまともに聴いた。いやぁ、『Body Riddle』でショック受けちゃって聴く気しなかったんだわ。どれもこれも名曲揃いで驚いた。Tr.3"Urgent Jell Hack"のツンデレっぷりが面白いし(素直じゃないなぁ)、Tr.5"Dusk Swells"の律儀な展開も頼もしい…

Clark

余談だけど。部屋の片付けに飽きました。誰か1日1万円でやってくれない? 晩飯に寿司奢るよ。

ピーター・ウェーバー『ハンニバル・ライジング』

綺麗な顔立ちの男が連続殺人鬼としてヨーロッパを跳梁跋扈するお話と思えば見所盛りだくさんだね。いやぁ、鎖骨のエロいことと言ったら。とはいえ。この監督さんにおかれましては映画の撮り方を一から学んでいただけたらと思いました。今年観た中ではダント…

ブライアン・デ・パルマ『キャリー』

自分でもビックリしたけど、デ・パルマ初体験。これはいい映画だね。えげつないくらいの青春青春を思いっきり空ぶかしさせたシーンを観るたびに「ほぅ」と頷いてしまった。ヒロインの目力がスゲェのなんの。

ウィリアム・マローン『TATARI』

これまた当たり。遊園地を数多く手掛ける、人呼んで<スリルとサスペンスの帝王>が、大量虐殺のあった館で自分の誕生バーティ。生き残ったら、1人100万ドル。1人死んだらその分は他の参加者で山分け。「んじゃ、がんばってね」ってお話。泥臭いシチュエーシ…

ウィリアム・マローン/ブライアン・デ・パルマ

余談だけど。消えた理由は、なるほどそれか。つまりそのうちわたしやあなたがそこここのサイトをブラウジングしてたら突然傷だらけの姿で現れて「これはあなたがつけた傷」とか言い出すわけか。かくて伝説。

スティーヴン・ホプキンス『リーピング』

これ。ダークキャッスルには辛酸を嘗めさせられ続けてきたけど、これは意外にも大当たり。すばらしい。どっかの田舎で聖書通りの十の災いが起こる話にプラスアルファっていういかにもな直球ストレートなホラーだけど、それゆえの王道の凄みを堪能しました。…

皆川博子『花の旅・夜の旅』

ぬぉわっ。こんなものが出てただなんて知らなかった。扶桑社すげぇ。つまりアレです。講談社ノベルスから復刊していた『聖女の島』をついさっき読み終えて、やっぱすげぇぜ皆川博子!とか思いながら検索したらこんなことになってしまってました。やばい、『…

トニー・ギグレオ『カオス』

意外にもおいしゅうございました。犬みたいな新人警官がかわいかったです。登場人物の顔を徐々に描いていく点にちょっとした工夫を感じました。ジャケットに書かれているようなサスペンスを期待してると肩透かし食らうけど。

System 7『Phoenix』

テラナツカシス。と思ったら意外にもコンスタントにリリースしてたんだ。ふわふわメロディとそれをしっかりと地に繋ぎとめる4つ打ちが心地良い『Seventh Wave』はいま聞いてもちっとも強度を損なってない傑作。コイツラとWay Out WestとLeftfieldは携帯オー…

Underworld;『Oblivion with Bells』

ゴメン。僕が悪かった。これはすごい。僕の好きだったUnderworldは、Darren Emersonの良くも悪くもヘンテコなセンスによるものだったのでした。Fatboy Slim"Bird of Prey"のリミックスなんかを聴くとすげー顕著だけど、型どおりでも型破りでもない、そこにそ…

アレやコレ

そろそろ合流準備の時期となったわけです。長かったな。そんなわけで、近所のCD屋でチェックしながらスルーしていたものを購入しなければならないのです。自分のために、下記にメモ。 『ファイナルファンタジータクティクス サウンドトラック』 『ファイナル…

Perfume『Complete Best』

マーティ・フリードマンの記事を読んで気になって、YouTubeで聴いて一発でやられました。寒かったけど上着一枚羽織って近所のゲオまで走りました。残念ながら『ポリリズム』はなかったけど、アルバム買ってきました。ありがとうYouTube。君のおかげでこんな…

小川一水『時砂の王』

真ん中あたり。小川一水と時間SF。ほぅ。

アラスター・グレイ『哀れなるものたち』

早川の栞(リーフレット? 広告? あれはなにかね?)に書かれていたのでうれしくて小躍りしました。国書から出る予定だったはずの『ラナーク』が空中分解してそうな雰囲気なので「よくやった早川っ!」と思ったのです。が。さて。。。書店でぜんぜん姿を見…

ハリー・ホソノ&ザ・ワールド・シャイネス『フライング・ソーサー 1947』

いや、ここは英語じゃなくてカタカナだろう。500円で廉価復刻盤CDを買ってニヤニヤしてる人に朗報。あのアメリカです。どいつもこいつもテンガロンハット被ってて、上着はもちろんギンガムチェック。肩には大体鍬か鶴嘴担いでて、上着をめくればヨレヨレのホ…

Nick Rennison, Stephen E. Andrews『100 Must-read Science Fiction Novels』

これ。日本での海外SFオールタイムベストといえば大体わかるけど、海外での状況ってどんなものなんだろう。興味深いよね。ミステリほど極端に違うわけではないんじゃないかなぁと思ってみました。ちなみに序文をクリストファー・プリーストが書いているとの…

Air Traffic『Fractured Life』

連休明けたらお仕事がすごいことになってた。時々思うんですよ。これ、普通の休日だから「すごいこと」で済んだはず。もし風邪でお休みとかしたら、「すごいこと」では済まされないよね。3日分を2日で、ってならまだ救いようがありますよ。でも、3日分を半日…

Luke Vibert『Chicago, Detroit, Redruth』

これ。昔狂ったように聴いた記憶はありますが、もうほとんど忘れかけてました。HMVで見かけたので購入したところ、あのころに舞い戻ったかのような高揚感。洗練されたブレイクビートに芯の太いシンセが絡まって、そいつらがクチャクチャにならずに強固なセン…

Underworld『Crocodile』

衝撃的なほどに普通だったので「きっとこいつは12分くらいの長大作で、その前半を収録したんだろうな」とか考えてみました。2:38あたりからのあのメロディがすげー普通だ。Underworldはどっち行こうとしているのかよくわからなくなってきた。ベース音は懐か…

Q;indivi "ivy;"

どこで区切るのかねぇ。CD屋でちょいクールなジャケットに心惹かれて購入。ちなみに同時購入は『踊る赤ちゃん人間』と『大公式』(J-POPの棚に筋少がなくて、ウロウロしてたらニューエイジのところに吉川とかと一緒に並んでました。オモロイなぁ)。ポップポ…

まとめてどん

一ヶ月分の音楽と読書を。 [音楽] Ink『Ink Punk Phunk』 言葉足らずで申し訳ないが「神」としか言いようがない。ご容赦を。二人揃って抜群の制球。とはいえ、"Krautjack"と"Z"が卓球臭くて好きでした。あはは。 [音楽] V.A.『Gathering Traxx Vol.1』 卓球…

ミネット・ウォルターズ『病める狐』

あまりにミネット・ウォルターズ的な。大変おいしゅうございました。面白いミステリを心から希う方々には是非とも先入観なしで読んでいただきたいのであらすじは割愛。すべての布石が出揃ったのを機にハンマーが打ち下ろされた瞬間からの盛り上がりが素晴ら…

ミネット・ウォルターズ『病める狐』

とりあえず購入したことをご報告。いろいろなものを放り出していま読んでいる最中だけど、実は裏のあらすじとかぜんぜん読んでない。無論ネットで検索すらしていない。ミネット・ウォルターズが面白くないわけがないので余計な情報はデメリットだと思いまし…

『FICTION ZERO/NARRATIVE ZERO』

湯浅政明がね、気になるんだよね。両サイドから読めるダブル表紙によるツイン・ムックです。ダブルコンテンツ で構成した誌面は、縦組みのフィクションゼロサイドでポストライトノベル世代におけるエンタテインメント小説のメインストリームを追求、横組みの…

佐野信義『sanodg works』

いつの間にこんなものがっ!DGな人のアソシエイトなIDがついてるのはDGな人への精一杯の還元です。オマイラ全員お世話になってるだろっ! そんなことを思いながら3番目を聴く。Fatback好きなのよ。