黒い海岸の女王(2006.10.XX)

これ

高校生のときに「へぇ、コナンって原作あったんだぁ」と思いながら(コナン=シュワルツェネガーですから、よからぬことを考えていた)スルーしてから幾年、そのアホっぷりに頭を抱えて後悔し、コナンはもう絶対読めないものと思っていました。だって、古本屋にないんだもの。

すべてのヒロイック・ファンタジーの源流となった伝説のシリーズを徹底した校訂のもと全6巻に集成するとのことで、ついに東京創元も反撃の狼煙を上げたのかっ! しかしその狼煙はちょいと向きが違う上に、風当たりが強いぞっ!

正直なところ、ファファード&グレイ・マウザーがどの程度売れたのか気になって気になって仕方がありません。東京創元も早川のように換骨奪胎してラノベイラストを駆使すれば売れるのに、とか思ってみましたが、そうなれずに末弥純を起用し続けるストイックさが東京創元のいいところ。

ちなみにベルガリアードはライトユーザにも人気のようです。僕の友人で「はやかわ」という出版社を知らない人ですらジャケ買いしてました。楽しかったそうです。あたしゃいつまで経っても台所でしか進行しない話に業を煮やして中断中です。

あと、バロウズ読みたい。ウィリアムじゃないほう。