James Holden『Fear of a Silver Planet』

HMVに「入手困難だっつってんだよ注文キャンセルしろよ」と言われても「いやだっ! 待つんだもんっ!」って駄々捏ねてたら半年かかって届きました。うわぁい。

James HoldenのことはSimian Mobile DiscoがBUGGEDOut!から出したコンピで知ったのでした。コレを聞いたときは元ネタがすごいのか引っ張ってきて弄ったSMDがすごいのかよく分からなくて、だから『The Idiots Are Winning』を買ったんだけど、これはちょいとビミョーな出来でして、「もうちょっとっ! あとちょっとっ!」だったわけ。じゃあもしかしたらこのJames Holdenは他人から弄られたり他人を弄ったりするのがすごいのかな、と思って、『Fear of a Silver Planet』を買った次第。

んで。

いやぁ、楽しいよぅこれ。感覚的には「インテリなノーマン先生」。いや、ノーマン先生がインテリじゃないって意味じゃあないけどさ、ともすればどっかに飛んで言っちゃいそうなふわふわメロディを四つ打ちでしっかり地につなぎとめながらノリは右肩上がり。(知らん曲ばかりだけど)選曲抜群。「テクノっつってもいろいろあったわいなー」と、このJames くんは思っているだろうし、アタクシもそう思うのでした。