Fragile Touch Of The Coincidence(2006-09-20)

これ

実は、ここしばらくアンビエントアレルギーなのかノイズアレルギーなのか、とにかく、スローテンポかついわゆる「頭でっかち」な音楽に対する拒絶反応が表れはじめています。ぜんぜん聴けません。わかりやすいメロディとか、ノリやすいリズムだとか、そういう目に見えて単純なものを体が求めるのです。わかりやすく言うと、Fenneszを聴いても10秒で「うわっ、飽きた!」となるわけです。ぜんぜんわかりやすくない。

で、まぁ、矛盾してるかも知れんけど。それはともかく。

ギター・サウンドとコンピュータのプロセシングによる多彩かつ重奏的なアンサンブルが儚くも美しく響く、彼らの作品としては最もメロディアス、かつ非常にメランコリックだそうで、わかりやすければいいなぁとか、わかりにくくてもそのうちわかるようになるかなぁとか、わからなくても別にいっかぁとか。つか、僕はときどきHEADZに踊らされすぎなのです。