電気グルーヴ『J-POP』

『J-POP』って名前で出るってことは知ってたから、最近の石野卓球の傾向(木村カエラに曲提供したりオレンジレンジの曲を書き直してあげたりInkでパンクでファンクなことしてたり)からみてJ-Pop志向のヘンテコなアルバムになるのかなと楽しみにしていました。発売日にCD買いに行ってジャケット見て納得。あー、はい。プリーストの言を借りると「私はまったくPOPなのだが、それは君が言わんとしていた意味においてではない」ってやつだね。

どれもこれもびっくりするくらい素敵な曲ばっかり。Tr.2"エキスポヒロシマ"はテンションの高さに引っ張られまくるしTr.5"半分人間だもの"はゲラゲラ笑えるしトリの"リンギンベル"は新しいし。でも、ともかくTr.4"いちご娘"がすごすぎる。4分弱の曲(もちろん「POP」だ)なんだけど、これ、5時間くらいループさせても飽きないよ。この手の王道直球ストレートにはマジで弱いのよ僕。