2009年はぜんぜん本を読んでなかった。音楽はたくさん聴いていたつもりだったんだけど、いま暇検索してたらRadianとかFreelandとかBasement Jaxxとかぜんぜんノーチェックだし、Fabricだってぜんぜん追いかけられてないし、映画だってちゃんと映画館に行ったのは『The 4th Kind』だけッスよ。

だから、とりあえずひとつずつ良かった探しをしておくと、

  • 本だったら佐藤哲也『下りの船』
  • 音楽だったらJega『Variance』
  • 映画だったら『Genius Party Beyond』
  • ゲームだったら『デモンズソウル

というか、2009年は『デモンズソウル』ですな。アクションゲームは苦手なのに3か月間飽きずにやり続けてたってのがすごい。多くを語らない世界観も大好きだし、崖から足を踏み外して落下死したり暗闇に隠れていた犬に噛み殺されたりタイミングを外して太った人に焼き殺されたり圧倒的なスピードとパワーで撲殺されたり「2匹!そんな卑怯な!」と悲鳴をあげる間もなくリンチされたりタコに陵辱されたりトイレ行っている最中に侵入者になぶり殺されていたりやっぱり落下死したり、まぁとにかくシビアなのも大好きなわけだ。「霧?槍?この畜生にも悖るド腐れ外道めが。俺の聖剣で眼を覚ましやがれ。そう、正義は我にあり!」と深夜1時に叫びながら極悪黒ファントムを滅殺したときの爽快感は三十路手前のホボオジサンには久々の刺激でございましたよ。

ちなみに、さすがに3ヶ月間同じゲームをやり続けまだまだ飽きていないことに危機感を覚えたので、無理やりにでもデモンズソウルから一旦身を引こうと思い、やる前から確実に地雷だと分かっていた某超大作RPGを現在プレイしておりますが、いやはや流石にKHを作られた方ですな。「◯ボタンを押してりゃどうにかなる」ってところからは一歩進んだけど、「ディフェンダがヒーラの横で身を守ってたら範囲攻撃でヒーラが死ぬでしょうよ!」とすげーイライラしております。というか、変形ロボな召喚獣に大爆笑。勝手に腹筋が萎縮しちゃうからマトモに直視できんのよ。結局のところ、いかに前作(無論無印のほうね)が偉大であったかということでございますよ。ただ、ヴァニラとホープは可愛いと思う。