マット・リーヴス『クローバーフィールド/HAKAISHA』

個人的には「一般人は一般人からの見た目しか見ることができないのですべてを知ることはできない」っていうシチュエーションは大好きなんですけど、この映画のネタはわりとどうでも良さそうだしネットでいろいろ発掘するのもめんどくさいのでそっち方面は放置の方向で。とすれば「セントラルパークで回収したホームビデオの映像による報告書」という体裁を取っているにもかかわらず登場人物の紹介からストーリー展開から何から何まで中途半端に映画を意識しているよくわからん作風の方に目を向けなければならないわけだけど、いかんせん何もかもが中途半端なのでそっち方面は放置の方向で。とすればあと残されているのは断片的なビックリシチュエーションの数々だけど、これはちょっぴり萌えたかも。「空に向かって発砲」とか「頭の上をミサイル」とか「傾いだビル」とか、わりと好みだったりする。

まぁ、その程度?