本の話ですが、余談です。

728ページの例の本を購入するときに、「なんか軽いもの」と思って、こんなものに手を出してみました。美形ヴァンパイア男と人間女のラブストーリー! 心あるホラー・ファンタジーファンであれば「なにか尖ったものを持ってきてくれっ! あるいはバールのようなもの!」と叫ばずにはいられないシチュエーション。それを理解してなお購入した人間は、しかしすべての悪口雑言を封じられるのであった。「だって、わかってて買ったんでしょ?」

大丈夫。甘ったるいのに胸焼けしても、僕には本多孝好がついている。毒をもって毒を制せよ、でございますよ。