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余談というほど余談でもありません。本の話です。
Stanzaが凄いのです。iPhone/iPod touch用アプリで、いわゆるe-bookリーダってやつですか。昔の弁当箱みたいなiPodでは青空文庫とかSciFi.com(だったかなぁ)でダウンロードしたテキスト形式の短編を読んでいましたが、いまやPDFでフルカラーでDTPまで凝ってるような、そんなものが読めるようになったのですね。いやはや素晴らしい世の中だ。
じゃなくて。いやまぁそこも素晴らしいんだけど、このStanzaの素晴らしさはそういう「いまではごく当たり前」のところじゃなくて、無料でダウンロードできる作品のラインナップが凄すぎるところ。昨日、ちょっと夜更かししてダウンロードしたものを以下に掲載すると。。
- James Brish
- Frederic Brown
- Algis Budrys
- G.K.Chesterton
- Avram Davidson
- Harry Stephen Keeler
- Damon Knight
- Raphael Aloysius Lafferty
- Lawrence Lessig
- Fritz Leiber
- Kelly Link
- Ayn Rand
- Benjamin Rosenbaum
- Rudy Rucker
- Robert Sheckley
- Robert Silverberg
- Clifford D. Simak
- Olaf Stapledon
- Charles Stross
- Robert Young
上記で一番ビックリしたのはやっぱりハリー・スティーブン・キーラーでしょう。まさかお金を出さずに読めるとは思わなんだ(お金だして読む勇気はないのでした)。種明かしをすると、Project Gutenbergがほんの少しだけ頑張ってくれたらしいですよ。
古いものだけじゃなくてベンジャミン・ローゼンバウムとかチャールズ・ストロス、ケリー・リンクなんていう旬なところまで読めるのがかなり素敵。クリエイティブ・コモンズ素晴らすぃ。