今日、スーパーでレジ袋を3円で買ったときにふと気になったことです。もう、激しく余談。

ここここここを参考にして、一世帯当たりの灯油消費量に対してレジ袋が何枚作られているのか計算してみたりした。一世帯が年間およそ300Lの灯油を使うと、その灯油を精製したときに分離したナフサから作られるポリエチレンはレジ袋換算すると3000枚だそうです。ちなみに一世帯当たりのレジ袋の年間消費量は200〜300枚らしいので、2700枚分ほどはどっか別の形で使われているってことでしょう。まぁいいか。ってことで、一世帯当たりのレジ袋の年間消費量に対して原油から精製される灯油の量は30Lってことになるから、「日本の冬は4ヶ月」という無茶な仮定の元で考えると、レジ袋減らした分だけ2週間近く灯油を使わずに無謀な寒さの中で暮らせ、ってことになるのかな。そんなこといわれても困るよね。レジ袋はなくたって死なないけど、寒いと死ぬもん。まぁ、これは極端すぎるけど、暖房使用時間を一日あたり10%少なくしないと、せっかくレジ袋を削減しても原油の消費量は変わらないってことかな。できる? 僕はできないな。つまり、なんだ、「レジ袋を節約したからって、そのおかげで直ちに原油の節約ってことにはならないよね?」ってことだ。あと槍玉に挙げられている二酸化炭素については、うん、よくわからん。年間120トンの削減がどのくらい実効的なのかいまいちピンとこないもので。2012年までに8000万トン近く減らさなくちゃいけないらしいんだけど、50年かけても6000トンしか減らないよぅ。

エコな活動はやらないよりはやったほうがいいけど、じゃあその積極的な行動にどれほどの御利益があるのかちゃんとしたこと言ってくれないとどうにも気持ち悪いッス。100年かけてようやく0.5度上がったのに、いま6%の二酸化炭素を減らしたところでいつ元に戻るの? レジ袋を使わなくなったらシロクマ君が助かるの?

うん、わかった。みんな、ボンクラになろう。外出しない。仕事しない。日がな一日ビール飲んで好きな音楽聴いて本読んで人生全うしよう。そしたら絶対二酸化炭素削減できる。1日3回食事を運んでさえくれたらレジ袋なんか使わないしガソリンも使わないし。CO2削減のために年間1兆円だよ? 年収400万の人間なら250000人を養える。鳥取か島根か福井であれば全世帯が年収400万というそこそこ中流の生活を維持しつつボンクラになれるわけだ。あぁ、ボンクラだったら年収400万もいらないか。くそっ、鳥取に引っ越すか。

まぁ、そんなことはどうでもいいんだけど、ちょっと聴いてよ。『ブライトノミコン』が楽しすぎてしょうがない。もう悪ふざけも度が過ぎるよ。トイレで読んでて大声で笑ってたら弟に「怪しいからヤメレ」って言われたよ。