『ナショナル・トレジャー2 リンカーン暗殺者の日記』

これは映画館で観るものじゃなくて、DVDを借りて家で観ながらはしゃいで大騒ぎして楽しむ映画だと思うのです。

今回のジョン・ボイトも素晴らしくカワイイし、その奥様ことヘレン・ミレンアメリ先住民族の研究を専攻している口喧しい教授でこれまた素晴らしい。ギークなアイツもフリーメイソンなアイツもよい感じ。主役から端役までとにかくキャラクタ造形が強烈なので、登場するたびに「よっ! 待ってましたっ!」と手を叩いて大喜びしちゃう。前回同様の「お遣いRPG」チックな謎解きもドキドキものだったし、まぁラストのあの場所のショボさ具合は御愛敬として、一瞬たりともダレることなしにネタを投入し続けるその構成力と体力には素直に感心いたします。

いやもうね、それよりなにより「めおとターザン」シーンがカッコよすぎてさ。あのシーンを観ることができただけでも幸せだわ。